紬と絣の伝承館 宇治紬物語

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湖波絣(こばかすり) -小千谷紬-

  • 絣
  • 絹
湖波絣
産地
新潟県小千谷市
特徴

小千谷紬のなかで湖波絣は、「緯絣(よこがすり)」の紬です。

緯糸(よこいと)が、絣糸。そこに経糸がベールのようにかかり、全体の色調がやわらかく優しい雰囲気に織りあがります。

その絣糸を作るのに用いられるのが木羽定規です。

板や紙に十数条の細かい溝を掘り、絣図案を転写(図案を線状に分解)その図案を薄板を重ねたものを締めた定規のうえに転写、これによって糸のどの位置に色が入れば絣模様ができるかが決まります。

織る前の糸に木羽定規を合わせて直接染料を刷り込み、色止めの後、織幅の端の目印となる「耳しるし」を合わせながら織り上げます。

絵絣が美しく表現されるよう経緯の糸を固く機巻きし、あとは丁寧に、こつこつと機を手仕事で織ってゆくのです。

用途
着尺地
変遷

越後上布・小千谷縮の伝統を持つこの地方で紬が織られるようになったのは、初め農家の副業としてであった。

戦後になって、小千谷縮の伝統と、卓越した技術を参考にして紬にもさまざまな改良が加えられ、やがて近代的な感覚を持つ現在の小千谷紬が完成された。

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