紬と絣の伝承館 宇治紬物語

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広瀬木綿(ひろせもめん)

  • 絣
  • 木綿
広瀬木綿
産地
広島県安来市広瀬町
特徴

広瀬絣の特徴は、柄は絵絣であり、緯絣と経緯絣があります。

民芸的な手織絵絣の木綿織物であり、山陰の三絵絣(弓ヶ浜絣、倉吉絣、広瀬絣)のひとつで、絵柄が精巧。

また、かつて「広瀬の大柄、備後の中柄、久留米の小柄」という評判も得ていました。

模様は松竹梅や鶴亀などのめでたい柄が多く、広瀬絣でつくった布団は、花嫁が嫁入りをする際、広瀬絣でつくった布団を嫁入り道具のひとつとして持参し、初夜に床入りをすませたあと大切に保管して、天寿をまっとうするときにふたたびこれを用いる風習があったそうです。

用途
着尺地、夜具地、蒲団地
変遷

倉吉絣の流れをくみ、米子絣の技術を学びましたが、広瀬町が最も盛んであったことから、この名前がついたとも言われています。

その後、広瀬絣は松平藩の保護を受け、1844年頃には藩お抱えの図案師が大柄の絵絣をデザインし、おこない、これにより広瀬絣として広く知られるようになったと言われています。

技法

和綿を手引きした糸を括り、藍で染め、高機で織る。広瀬絣の特徴は絣糸作りにあります。

縦糸は布幅に作った緯糸は布幅に作った緯綜台に糸を掛け(60~150本)、型紙を当てて墨を刷り込み、台に掛けたまま括る。

経緯絣の場合は経糸を整型してから寸法竹を当てて絣括りをするこの方法は広瀬の創案で幕末頃から行われてきました。

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