紬と絣の伝承館 宇治紬物語

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久留米絣(くるめがすり)

  • 絣
  • 木綿
久留米絣
産地
福岡県
特徴

久留米絣(くるめがすり)は、福岡県久留米市および周辺の旧久留米藩地域で製造されている絣。

綿織物で、藍染めが主体。あらかじめ藍と白に染め分けた糸(絣糸)を用いて製織し、文様を表す。

伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つとされます。

ごく初期の頃は、紋様を考えて絣糸を括るというよりは、細かく適所を括って染め、織上がった時の白い斑点が霰(あられ)のようなるという単純な技法でありました。

その後、時を経て現在のような絵絣へと発展していきます。

用途
着尺地、夜具地、蒲団地
変遷

筑後川を挟んだ農村地帯で久留米絣は生まれました。その昔、婦女たちが家事や農業の合間に自家用として織られていいまた。この久留米絣を考案したのは一人の少女といわれています。

米屋に生まれた井上伝(いのうえでん)が12~13歳(1800~1801)の頃です。

絣の技術はインドや東南アジアから主に琉球を経由して日本各地へ伝わったとされていますが、久留米絣のように特定の土地で考案され、その周辺地域へ伝播させた例は非常に珍しいことです。

久留米絣は、昭和32(1957)年には国の重要無形文化財、1976年には経済産業大臣指定伝統工芸品に指定されました。

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